
白鳥食堂の歴史
静岡市牛妻の地で、白鳥食堂は創業から100年。昭和のはじめから変わらぬ味と温もりで、地域の人々の心とお腹を満たしてきました。出汁の香る静岡おでん、手づくりの定食、そしてどこか懐かしい店内。時代が移り変わっても、“おいしい”と“ほっとする”は、ここにあります。

大正14年
初代白鳥食堂店主・白鳥えつ、白鳥金一さんが静岡市牛妻にて「白鳥商店」を創業。炊き立てご飯と味噌汁、家庭の味の定食が評判を呼ぶ。

昭和25年
2代目が継承、常連客が増え、地元の工場労働者や学生に親しまれる食堂へ。
「きんちゃんラーメン」が誕生。

昭和50年
店舗を改装し、木の温もりを感じる内装に。人気メニュー「静岡おでん」誕生。

平成7年
三代目
白鳥武男 海野ひろこ
(旧白鳥ひろこ)が就任。味を守りつつ、メニューの改正

令和7年
創業100周年を迎える。地元の人に愛され続ける「変わらない味」として親しまれる。
白鳥食堂写真集



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店主からの言葉
白鳥食堂が暖簾を掲げたのは、まだ電車の音よりも人々の笑い声の方が響いていた頃のことでした。
初代の祖父は、近所の人に「腹いっぱい食べて、また明日も頑張れ」と声をかけながら、
炊きたてのご飯と味噌汁をよそい続けたそうです。
その想いは二代、三代と受け継がれ、気づけば百年。
昭和も、平成も、令和も、変わることなく私たちはこの場所で、
毎日お客様の「おいしかった」の一言を励みに、料理を作ってきました
白鳥食堂の料理に、特別な秘伝のタレや奇抜なメニューはありません。
代々受け継いだのは、手間を惜しまないこと、素材を大切にすること、
そして「今日も来てくれてありがとう」という気持ちです。
忙しい日々の中で、ほっと一息つける場所。
誰かと食卓を囲み、笑顔になれる時間。
そんな当たり前の幸せを、これからも守り続けていきたいと思っています。
百年の歴史に感謝し、また次の百年へ。
これからも「白鳥食堂」を、どうぞよろしくお願いいたします。
白鳥食堂 三代目店主 白鳥 武男
